初日の出、初詣

2026年1月1日・元旦の初日の出です。
この十数年、明石の南二見の人工島の東岸壁から初日の出を見ています。播磨灘(瀬戸内海の東端の海域)越しに、明石海峡の、明石海峡大橋の2つの主塔の間から上る初日の出を真正面に見ることが出来ます。
国立天文台が公表している2026年1月1日の神戸の日の出は午前7時6分です。東の空の端に雲がかかっていることが多く、初日の出を目にすることが出来るのはおおよそ午前7時10分ぐらいか、雲が多い時はもう少し遅くなります。結構、日の出スポットとして人気のようで、少し早めに着かないと駐車する場所が遠くなるので、6時40分頃に到着するように、自宅を5時40分頃に出ました。

元旦の夜明け前なので渋滞もなく、人工島の東岸壁に座ったのが日の出前20分ぐらいです。黎明の東の空は、上空の暗黒から群青、黄味ががった空が空の端では鈍いオレンジに移ろい、播磨灘の海面も黎明の東の空を反射して、かすかに白味を帯びていました。

そして、ちょうど日の出の時刻になったのですが、まだ今年最初の陽光の輝きを直接目にすることはできませんが、東の空の橋の雲の上辺には輝きの兆候が顕われ、手前の雲は黒いですが、向こうの雲は既に陽光を浴びて白く輝いていました。

そして7時11分、雲の端から、初日の出の輝きの片鱗が現れ、播磨灘の海面にうっすらと光の筋が現れました。

そして1分後、ズームを少し引いてレンズをワイド側にすると、東の空の微妙なグラデュエーションと、播磨灘に顕われた光の筋がクッキリとしてきました。

その数秒か10秒後ぐらい、冒頭の写真(再掲)のような光景が眼の前に現れました。わずか2分ほどの間に、東の空の光景が移ろい、今年最初の朝が明けました。

手袋越しにデジタル一眼レフのシャッターを押し続けていたのですが、手袋をしていても指先は冷たくなっていたので、すぐに岸壁の上から降りて・・・7時15分には、眩しいぐらいの輝きを放っていましたが、それをスマホのレンズで一心に撮っている人もいました。

東の空の端にかかっていた雲から初日の出が貌を出してから4分経つと、もう帰路を急ぐ人もいますし、初日の出をじっくり堪能している人もいます。この反対側の岸壁には、この2倍か3倍の人が岸壁に沿って立っていたり、岸壁の上に座っています。
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初日の出を見た後、車で自宅に戻って、こんどは電車で初詣に出掛けました。神戸・元町にある兵庫県庁の傍らにあるプロテスタントの神戸栄光教会です。神社ではなくてキリスト教の教会での元旦礼拝です。

ネットで調べると、教会のWebサイトで元旦礼拝を案内してケースが少なかったです。キリスト教では日曜にはミサや礼拝がありますが、元旦は日曜とは限らないので、特に何もない教会が多いようです。クリスマスの12月24日・25日も特に何もない教会も少なくないです。

神戸栄光教会は大きなパイプオルガンがあり、教会堂も大きく、昨年夏にパイプオルガンの演奏会で聴いており、クリスマスイヴは近くの垂水教会の行ったので、元旦は神戸栄光教会にしました。礼拝最初の前奏と最後の後奏では、たっぷりとパイプオルガンの響きを堪能できました。初詣に教会というのも・・・なかなか良いものだと感じました。

電車で自宅最寄りの垂水駅まで戻り、駅前の海神社へ立ち寄ると、初詣の参拝の待ち行列が境内に収まらず、国道2号線の歩道にもずっと続いていました。この鳥居近傍の警備員がスピーカで、「この辺りだと、あと30分ぐらいです」と案内していました。国道の歩道に並んでいる最後尾の人は、40分か、あるいはもっと長い時間、寒い屋外で立って待つことになり、拝殿の賽銭箱前での滞在時間は、長くて数十秒しかないと思います。

教会だと、開始まで暖房が効いた会堂の中で座って待つことが出来、たっぷり1時間以上、パイプオルガンの響きも楽しめ、じっくり説教を聞いて、ずっと楽だと思うのですが、初詣の定番は世間一般では神社のようです。

拝殿での参拝前、あるいは参拝後には、境内に所狭しと並んだ露店を廻ったり、食べ歩くのも、正月のハレの部分かもしれません。

神戸で初詣の参拝が多いのは、長田神社、湊川神社、そして繁華街の三ノ宮に近い生田神社が御三家のようです。教会に元旦ミサや元旦礼拝へ行く人は・・・一握りのようで、多くの教会は初詣には積極的ではないようです。