白菜

冬になると白菜を食べることが多くなります。商店街を歩いていると八百屋の店頭に大きな白菜が150円、思わず買ってしまいました。

150円で買った白菜

 普段は、農協直販所のような処へ、車で買い出しに行くのですが、駅前の商店街の八百屋でも結構安く売っています。商店街の八百屋では、店頭の箱を見ると、四国や九州産のものもあり、必ずしも地産ではないですが、流通の関係で、遠くの野菜が安く仕入れることもあるようです。

 学生時代に住んでいた下宿の大家さんが農家だったので、あまった野菜などを玄関に置いてくれることが多く、新潟だったので、冬には深い雪に下宿も埋もれるので、下宿の周りの雪に野菜を埋めてくれて、欲しい人は、雪から掘って食べていました。冬には白菜に不自由した記憶がないです。白菜が好きになったのは、新潟での下宿のお陰だったのかもしれません。

 就職して千葉で働くようになって、最初は千葉の会社の寮に居たのですが、その後埼玉に引っ越して、埼玉に住んでいたときに、白菜が安くて、とても大きな白菜が2つで150円だったか、200円で売っていたのを買って、冬の寒い時期だったので、とりあえずベランダに置いたのですが、仕事が忙しくなって、残業が続き、自宅で食事を摂ることができない日が続いて・・・しばらくしてベランダを見ると、昼間には陽が照るので、悪くなってしまって食べられる状態ではなくなってしまって、なんだか悔しいやら、もったいないやら・・・もう随分昔の話ですが、冬になって白菜の季節になると、学生時代の雪に埋もれた白菜と、ベランダで白菜を放置したことを時々思い出します。

itsumi
blog(つれづれに)