甘納豆

 時々、お菓子屋さんやスーパーで甘納豆を目にすると、無性に食べたくなることがあります。

スーパーで見つけた甘納豆

 今朝、灯油を買いに出たついでにスーパーに立ち寄って、店頭に甘納豆が箱積みされていたので、迷わず買ってしまいました。この前に甘納豆を食べたのは、1年前なのか2年前なのか思い出しません。

「朝の甘みは乙だね」と、朝から甘納豆を頬張って食べる仕草で魅了して、「明烏」と言う落語の高座の後に寄席で甘納豆がよく売れたという逸話があるのは先代の桂文楽です。学生時代に買った桂文楽の十八番(おはこ)である「明烏」のカセットテープ、その後にCDの桂文楽全集を買ったこともあり、カセットテープ自体を聞くことがなくなったので、このカセットテープも何年も聞いていません。

八代目桂文楽「明烏」「寝床」のカセットテープ

 寄席に頻繁に通っていた頃は、桂小益の落語を何度も楽しんでいましたが、30年前に師匠の桂文楽の名跡を襲名しています。でも未だに「文楽」と言えば、小益の文楽ではなくて、先代の黒門町の師匠と呼ばれた八代目の文楽のことです。小益の文楽の高座も好きなんですが・・・
 結構、たくさん甘納豆の小袋が入ったパックを買ったので、しばらくは甘納豆を味わえます。今朝は2袋味わいました。

itsumi
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