2023_NewYear

本年も宜しくお願いします。 令和5年正月

冬の柔らかい陽光を浴びる出窓のオリヅルランetc

昨年・2022年を振り返って

  昨年も引き続きコロナ禍で、マスクで始まりマスクで終わった一年でした。この十数年、初日の出の瞬間を目にするために、元旦の未明の国道を走っていたのを昨年は取り止め、また阪神・淡路大震災の1月17日朝5時46分の瞬間を東遊園地で黙祷することも取り止めました。

1月の垂水漁港と、彼方に淡路の島影

 1月の垂水漁港、陽光に港内の海を、陽光がキラキラと照り輝いていました。以前は、播磨国の明石郡垂水郷の中心が、この垂水の漁港だったようです。海岸の大きな鳥居がそびえ立つ海神社を中核とした漁村で、明石海峡と大阪湾の狭間の豊かな漁場が目の前に広がって豊かだったようです。源氏物語の第12帖・須磨と第13帖・明石の中間に位置するのが垂水郷となります。

通園路(垂水・滝の茶屋)

 生まれたのが須磨(摂津国八部[やたべ]郡)で、歌人の在原行平が須磨に蟄居させられた松風村雨堂の近くで3歳まで、その後、三歳から二十歳まで過ごしたのが、垂水の滝の茶屋でした。2月に滝の茶屋を巡ると、幼稚園への通園に通っていた細い路地が、そのまま残っていました。この路地の突き当たりに、幼稚園の北通用門があったのですが、幼稚園は閉園となって、住宅地となっていました。

江井ヶ島(県道554号 姫路明石自転車道線)

  昨年は、冬の寒い時期には自転車はカバーが掛かったままでしたが、啓蟄が過ぎてカバーを外してメンテナンスをして、自転車に乗り始めました。明石川に掛かる大観橋の西詰を始点とする「明石浜の散歩道」は県道サイクリングロード・県道554号 姫路明石自転車道線の東端でもあり、明石海峡や播磨灘を横目に潮風を浴びる海岸沿いの、お気に入りのコースです。

チューリップ畑(国営明石海峡公園、淡路島)

 4月6日、淡路島にある国営明石海峡公園へ、花見、桜の花も満開で、そして広大なチューリップ畑もちょうど満開で、どこまでもチューリップの花が続いていました。此処は、2000年の淡路花博(ジャパンフローラ)の会場だった処で、淡路夢舞台が隣接しています。

赤石の櫛淵(西国・播磨国と五畿内・摂津国との境)

 5月22日、久し振りに須磨浦山上遊園へ。塩屋から山路を旗振山、そして鉢伏山へ。旗振山は西国・播磨国明石郡となって現在の神戸市垂水区、そこから東の谷越えに回転展望台があるのが、鉢伏山で五畿内・摂津国八部郡、現在は神戸市須磨区となり、五畿内の西の端、改新の詔にある「赤石の櫛淵」が、この谷になります。この間の谷をリフトが結んでいます。そしてこの南側が源平合戦の「一の谷の戦い」の戦場があります。

哲学の道(京都・東山)

 6月3日、京都・東山を散策しました。四条大橋西詰(阪急河原町)から花見小路、清水坂、産寧坂、二年坂、八坂神社、円山公園、知恩院、平安神宮、仁王門通り、南禅寺を経て哲学の道・・・。銀閣寺道まで琵琶湖疏水が山裾に沿って流れる脇に続く道で、西田幾多郎が思案を巡らして散策を好んでいたことから、哲学の道と言われるようになったそうです。

 「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」 西田幾多郞

 その後は、西に向かって吉田山の北側を通って百万遍の交差点を経て、出町柳駅から京阪に乗って帰路。

京都・東山散策
生田の森

 6月26日は、神戸の街巡り、港から北野異人館街と、地元に住んでいると普段はあまり足を運ばないような処を巡りました。神戸の街中に珍しく鬱蒼とした杜があるのが「生田の森」生田神社の裏側にあります。東京だと明治神宮や新宿御苑、東大の三四郎池周辺や、代々木公園、小石川植物園や東御苑の二の丸庭園周辺等々、鬱蒼とした杜が数多くありますが、神戸の街中には「生田の森」ぐらいです。ただ、少し北側へ歩けば六甲山系の山々が連なっています。

濃霧に包まれた明石海峡大橋

 6月を過ぎると、早朝に明石海峡が霞や霧に包まれる光景を時々見掛けます。早朝に自宅まで霧笛が聞えることもあります。明石海峡に面した高台には、朝霧や霞ヶ丘というが地名になっています。

銀輪橋(自転車道の橋、姫路市と高砂市の市境)

  4月にスポーツタイプの電動アシスト自転車を購入しました。ロードバイクと併用してサイクリングを楽しんでいましたが、7月に神戸から姫路まで電動アシスト自転車でチャレンジしました。平地を走るにはロードバイクが車体が軽くてスピードも出て、走っていて気持ちが良いのですが、坂が多い神戸の街中では電動アシスト自転車が楽です。写真は、銀輪橋で、姫路市と高砂市の市境となっている天川に架かる銀輪橋という県道554号 姫路明石自転車道線の橋です。すぐ隣には車が渡る橋が架かっています。写真の奥は山陽新幹線の高架です。姫路城まで往復すると100kmを超えますが、今年は姫路城までは一度も行きませんでした。

 

 それほど脚力がないので、加古川や高砂までの往復が多いです。別の日の走行経路ですが、神戸から明石、播磨町を経て加古川市、加古川を渡って高砂市そこから加古川の河川敷を上流に向かって往復80km~90kmが、ちょうど良い距離で、加古川の河川敷が走りやすいです。平均して20km/hの速度で休憩時間を入れると半日あまりとなります。

姪の結婚式

 9月に姪の結婚式、昨年は甥の結婚式がありましたがコロナ渦で親族だけでしたが、今回は友人や職場の人も招待出来ました。結婚式場がある棟は建築家の安藤忠雄の設計による欅の木に調和するような空間でした。

ろう石で描かれた道路の絵

 久し振りにアスファルトの道路に、ろう石で描かれた絵を見ました。この前は、十数年前に明石の住宅地で見掛けた記憶があります。

コスモス畑(小野ひまわりの丘公園、小野市)

 10月、小野市のひまわりの丘公園のコスモス畑を愛でに向かいました。一面のコスモスは圧巻です。此処は夏には38万本のひまわりが咲き誇り、そして秋には380万本のコスモスが咲き乱れます。十数年、此処にひまわりとコスモスを愛でに来ています。

紅葉狩り(伽藍院、三木市)

 11月、初めて訪れたのですが、三木市の伽藍院、山陽自動車道の三木東インターの北側すぐの処です。

大容量インク プリンター購入

 新しくプリンターを購入しました。欺し欺し使っていたプリンターの調子が悪くて、思い切って購入しました。最初にプリンターを購入したのは学生時代、まだ8ビットのマイコン時代で、英数字だけのドットインパクトプリンターでした。その後、何台もプリンターを購入しましたが、紙送りが悪かったり、インク詰まり、そしてインク代を気にしながらと、結構プリンターには苦労してきました。この大容量インクタイプのプリンターは、少なくともインク代を気にすることもなくなるので、結構気軽にプリントやコピーで使うので使用頻度も高く、インク詰まりも心配しなくて良さそうです。

アクションカメラ

 以前から欲しかったアクションカメラを購入しました。画像は良いのですが音質がイマイチなので、外部マイクの防風用に「ファー」を探して購入して付けました。

鉄アレイ

 クリスマス前の寒波で、寒さで身体を動かすことが減ったので、しばらく眠っていた鉄アレイで筋トレを始めました。久し振りに6キロの鉄アレイを使うと、かなり負荷を感じてしまいました。来年は体力アップを目標にしたいと思います。

 YouTubeを積極的に活用して、今年は幾つかの動画をアップしました。

セミ時雨 波音 干しダコ (2分01秒)
明石サイクリング2022年秋 (3分16秒)
加古川 高砂 (1分46秒)
コスモス畑_兵庫県小野市 (2分14秒)

 本年もよろしくお願いします。