a la carte

祖母のラジオ、叔父の書籍、アマチュア無線

 祖母が使っていたラジオ、もう40年以上前のホームラジオタイプのものです。スピーカーが大きいのでAMラジオでも温かい音で、今でも聴いています。 祖母が使っていたもう一つ前のラジオは真空管式でした。箪笥の上に置いていて、「右から3つ目で、良い番組がある」というようなことを言っていました。 右から三つ目は、ラジオ大坂、毎日放送、朝日放送・・・ABCラジオのことです。
 右端の2冊の本は叔父の本、アマチュア無線の入門書です。古い本で、真空管式の無線機の回路図が掲載されており、それを参考に自作して、免許を取得してアマチュア無線局(ハム)を開局していた時代の本です。
 左下が、小学校6年生でアマチュア無線免許を取得した開局当時の無線機。50MHz(6mバンド)のAMとFMで、単一電池9本でポータブル運用も出来ました。車のバッテリーを持って、鉢伏山の上まで行って運用したしたこともありました。
 左端の真空管は、6JS6、HF帯(短波)のトランシーバーの送信最終段のパワーアンプ用の真空管です。元々は、テレビ受像機の水平出力管だったものを流用した設計です。無線機自体は真空管式で大きかったので手放しましたが、ファイナル管のみ、手元に置いています。

フィルム式 カメラ

 CDラックの上に、フィルム式のカメラを並べています。
 右の2台は父が使っていたカメラ、右から2つ目はライカレプリカで、フィルムの装填も大変で、合焦(フォーカスのピント合わせ)も独特の完全マニュアル式です。フィルムの装填で苦労して、露出を考えて、合焦して・・・二昔前も三昔も前の撮影スタイルを求められます。一度だけ六甲山の山上へのお出掛けに、このライカレプリカを持って行きましたが、二度目は、その後なかったです。
 右端のペンタックスのカメラは、子ども時分に父が最も使っていたカメラです。まだズームレンズが少ない頃で、50mmF1.8の単焦点レンズがついています。
 左から2つ目は、キヤノンのEOS Kiss(初代)です。始めて買ったカメラで、標準ズームと望遠ズームのセットで10万円ぐらいでした。デジカメに移行するまでの約10年はメインのカメラで、その後、大口径標準ズームや、単焦点レンズを買い足しました。あまり望遠ズームは使っていません。
 左端はYASHICAのコンパクトカメラ、中古のジャンク品で、ペーパーウエイトの代りになるかと買ったもので、カメラとして使ったことは一度もないです。
 手前に計算尺・・・同じ時期に工業高校に入学した人は計算尺を入学時に購入して、計算尺検定の資格取得を目指していたのですが、高専は関数電卓だったので、この計算尺で関数計算を素早くすることは出来ません。

フジのデジカメ

 富士フイルム製のコンパクトデジカメを、動作する状態で手元に置いています、
 左端が、ファインピクス40i 、単焦点レンズで、1/1.7型「スーパーCCDハニカム」(総画素数ハニカム配列240万画素)で、400万画素の記録をしているデジカメ、当時としては発色性が良く、お気に入りのデジカメです。
 左から2番目は、ポルシェデザインのデジカメ、FinePix 6800Zです。定価が128,000円で、かなり高価なコンパクトデジカメ、当時はカメラ店の店頭で見掛けて「一体誰が買うんだろう?」と思っていました。これは中古品を600円ぐらいで買ったものです。1/1.7型 「スーパーCCDハニカム」(総画素数:ハニカム配列の330万画素)で、600万画素の記録をして、スーパーEBCフジノン光学式3倍ズームレンズを搭載して、35mmカメラ換算で36mm~108mm相当のズーム域をカバーします。この当時のデジカメの広角端は、35mm近辺が多かったです。
 左から3台目は、FinePix F700です。1/1.7型 スーパーCCDハニカムSRで、S画素が310万画素、R画素が310万画素で600万画素の記録、スーパーEBC フジノン光学式3倍ズームレンズの3倍ズームで、記録メディアが、それまでのスマートメディアではなくて、xD-ピクチャーカードです。発色性が良いカメラです。
 そして右端のカメラは、 FinePix F30です。 1/1.7型 スーパーCCD ハニカムHRで、3倍ズーム、今でも遜色なく使えるようなカメラ。バッテリーが結構大きくて、公称値で580枚撮影可能です。