マイコン、パソコン、PC

 最近、ネットで古いマイクロプロセッサや、マイコンと呼ばれていた頃の古いパソコンに関する情報を目にすることが多いです。おそらく一度閲覧すると、履歴から関連情報が優先的に表示されるようで、また閲覧すると加速度的に優先的に表示されるような循環にはまっているようです。

 最初にマイコンという言葉を目にしたのは、もう半世紀近く前、まだマイクロプロセッサが4bitと8bitが主流で、確か東芝の黎明期には12bitのマイクロプロセッサもあって、16bitというのは、いわゆるマイクロプロセッサというマイコンの世界では未だなかったように思います。

 当時は未だ、世界最初のワンチップマイクロプロセッサである4bitのIntel 4004があり、それを強化した4bitのIntel 4040も製造され、8bitのIntel 8008が発売されて、そして、その後の8bitの主流となるIntel 8080が普及し始めた頃です。8080は、8008の周辺チップの機能を一つのパッケージに統合して汎用のマイクロプロセッサを指向したマイクロプロセッサであり、現在のCPUのルーツとも言えるチップです。Altair 8800やIMASAI 8080を雑誌で見て憧れていました。8080を更に使いやすいワンチップマイクロプロセッサとしたのがIntel 8085で、はじめて買ったマイコンである、ワンボードマイコンには8085が使われていました。

 まだマイコンに関する情報が少ない時代、I/Oという月刊誌が出て、その後にアスキーという月刊誌が出て、その2冊とも買っていた時期がありました。8bitの時代は、CPUの内部構造や機械語の知識が必要な頃で、最初はアセンブラ言語でした。ワンボードマイコンの頃は、RAM領域が512Byte(4Kbit)しかなく、ノートにアセンブラで組んだプログラムを16進数表記の機械語に表を見て変換して、ワンボードマイコン上のテンキーで入力して、7セグメントLEDに出力させて、電源を切ればプログマムは消えていました。

 その後は16bitのIntel 8086が出て、ビジネス向けだけではなくて、家庭用のマイコン(その頃からパーソナルコンピュータ・パソコン)も16bitとなり、「CP/M(CP/M-80)とアセンブラ」の時代から、「MS-DOS&フロッピーディスク」の時代となって、CPUの内部構造や機械語の知識が必須ではなくなって、MS-DOSになってからはアセンブラ言語を使った記憶がほとんど皆無で、MS-DOSのシステムコールを使う時ぐらいだったように思いますが、それもC言語を使うようになってからはアセンブラ言語とは無縁になったように思います。

 MacintoshのモトローラMC68030の 32bit機を数年使っていましたが、Windows3.1からWindows95が出て、再びインテルCPUとWindowsに乗り換えて・・・その後は単なるユーザになって、今では新しいPCやWindowsの機能も使いこなせなくなっているケースも少なくないです。

・・・パソコン史のようなネット情報を閲覧していて、久し振りに本棚の隅に並んでいるだけの古い雑誌を取り出して懐かしんでいました。

itsumi
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