旧正月・春節

今日は旧暦の旧暦一月一日・・・旧正月・春節です。
昨年は閏月があって、7月25日から8月22日までが閏六月で、7月25日が閏六月一日で8月22日が閏六月二十九日になって、閏月があったので昨年が1月29日が旧暦一月一日だったのが、19日もズレています。
今年は閏月がないので、来年は2027年2月7日が旧暦一月一日の旧正月、再来年は2028年1月27日が旧暦一月一日の旧正月、そして再来年には閏五月が29日間入るので、2029年は2月13日が旧暦一月一日の旧正月、そして2030年は2月3日の節分が旧暦一月一日の旧正月と重なります。
首都圏では冷え込んで、未明には雪が降って積雪もあったようですが、神戸は路面凍結や雪にはならなかったですが、寒さが緩んでいたのが、一気に冷え込んだ感じでした。
久し振りにDVDでAMADEUSを視聴しました。18世紀後半にオーストリアを中心に活躍したヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを、アントニオ・サリエリという作曲家の視点で描いた作品です。
サリエリは、神聖ローマ皇帝(オーストリア皇帝)の宮廷楽長としてヨーロッパ楽壇の頂点に立った人物で、ベートーヴェン、シューベルト、リストらを育てた教育家の側面もあります。ただサリエリの作品というのは馴染みがなく、モーツァルトと対立した作曲家としてしか知りませんでした。モーツアルトの作品が後世に残ったことに対して、当時の宮廷の音楽関係者によるイタリア派とドイツ派の対立の中で、宮廷楽長を長年独占して来たイタリア人のサリエリが誹謗中傷の標的になった可能性もあるようですが、モーツァルトの言葉として「ウィーンで自分が高い地位に付けないのはサリエリが邪魔をするためだ」という記録もあるそうで、対立の構図があったのは確かかもしれません。
ただサリエリに対する悪評が今にも残る中、サリエリは慈善活動に熱心で、弟子からは一切謝礼を取らず、才能のある弟子や生活に困る弟子には支援を惜しまなかったようです。ベートーヴェン、シューベルト、リストらを育てた教育者の側面もあり、慈善コンサートを開催し、有力諸侯に困窮音楽家への支援の手紙を書くなどしていたようです。

映画AMADEUSで描かれているサリエリ目線のモーツアルトは、不道徳な若者であり、それにも関わらず神はモーツアルトに音楽の才能を授けたことにジェラシー・妬みを感じていたようです。
映画の中でサリエリが、「神がモーツァルトのような不道徳な者を地上の道具として選んで音楽の才能を授け、常に神の教えに忠実であった自分には『モーツァルトの才能を理解できる程度の能力』のみを授けたことに怒る」というシーンがあり、サリエリが神を否定し、モーツァルトを破壊することで神に復讐することを誓うシーンがあります。
映画の最後は、体調が悪くなったモーツアルトが病床で遺作・レクイエムの作曲をしているのを、サリエリがモーツァルトの口述を楽譜に書き取って手伝うのですが、死に瀕してなお冴えわたるモーツァルトの創作に圧倒され、モーツァルトはサリエリの友情に謝意を示し、サリエリもモーツァルトの才能を真に受け入れ、自分が知る限り最高の作曲家だと称賛しています。
最近は、バロックや古典派のモーツアルトぐらいまでの音楽を聴くことが多くなりました。まだシンプルなバロックの調べ、そしてハイドン、美しいモーツアルトで、その後のベートーヴェン以降は、むつかしい曲も多くて、家でBGM風に聴いたり、コーヒーやアルコールを嗜みながら聴くには、ちょっと敬遠することがあります。