オルガンコンサート

神戸国際大学のチャペルでのオルガンコーサへ行ってきました。

地元の神戸・垂水で、八代学院大学として開学して、その後神戸国際大学に大学名を変更して、2002年にキャンパスを神戸・東灘の人工島・六甲アイランドに移転した、聖公会のミッションスクールで、キャンパス内のチャペルのパイプオルガンが20周年ということで、記念のコンサートでした。

JR住吉駅から、新交通システムの六甲ライナーで、人工島の南端に終点のマリンパーク駅から更に南、海に面した位置に神戸国際大学のキャンパスがあり、はじめてです。

大学の情報をあまり知らずに来たのですが、2学部で大学院の設置はなく、大規模な大学ではなく、キャンパスも比較的コンパクトでした。

隣接して陸上競技のトラックや弓道場などがありましたが、甲南大学の体育室でした。正門から入って、キャンパスの奥の海沿いにチャペルはありました。

ミッションスクールなので、大きなチャペルを想像していたのですが、比較的規模の小さなチャペルでした。

チャペルは100人程度の大きさで、神学部があるわけではないで、この大きさで十分なのかもしれません、静粛な雰囲気のチャペルで、コンサートには良い感じです。

チャペルへの入場の順番が先頭に近く、奥から詰めて下さいと言われて案内されたのが、最前列ではなくて、教壇の上、おそらく普段は司祭や牧師の場所で、そこに幾つかパイプ椅子を並べてあり、普段は立ち入るのに躊躇するような教壇の上からコンサートを聴くことになりました。

パイプオルガンは入り口に設置しているので、チャペルの反響を通して十数mの距離で楽しめる感じで、一般の座席だと真後ろから聞こえる形ですが、教壇の上のパイプ椅子席なので、パイプオルガンを遠くから見ながら鑑賞することができました。

チャペルの天井部分を超広角で撮ると・・・ちょうど教壇の上の部分がチャペルの塔になり、空洞になっているので、音が吹き抜けになって、高さが20m以上あるようです。音響的に考慮して設計したチャペルだそうです。

オルガン奏者は、横浜の聖公会のオルガニストだそうで、神戸国際大学のパイプオルガン「ルナ」の導入に際して橋渡し役をされたそうです。
最初は17世紀のオルガン曲から20世紀のレスピーギのオルガン独奏でしたが、演奏も良かったですが、何よりも音響面で、チャペルの大きさにマッチしたパイプオルガンで、チャペルの音響も良く、また座席も良くて、パイプオルガンの響きが堪能できました。
次がバッハのアンナ・マグダレーナ音楽帳の曲と、マタイ受難曲からでしたが、ソプラノ独奏とパイプオルガンで、ソプラノ独唱は教壇の真ん中、目の前2mほどの処で、結果的に特等席でした。
真上が吹き抜けで、チャペル全体を響かせるパイプオルガンを伴奏に、目の前でのソプラノ独奏は、ただただ圧巻でした。息遣いも聞こえて、息継ぎで大きく息を吸う音がハッキリ聞こえるほどで、声の質も素敵で、ソプラノの歌声を堪能できました。
その後のバッハの前奏曲とフーガも圧巻の演奏で、休憩を挟んで、モーツアルトのモテットがソプラノ独奏とパイプオルガン、これも聴き惚れるような歌声を間近で耳にすることが出来て、素敵なコンサートでした。

チャペル真正面の十字架、プロテスタントでは十字架だけで、カトリックではイエスが磔にされていますが、聖公会ではハイチャーチ・ローチャーチのように、カトリック寄りとプロテスタント寄りがあるようですが、イエスが磔にされているので、このチャペルはハイチャーチなのかなあ~と・・・

ピアノと違って、いろいろな操作が必要で、足での演奏もあり、演奏補助が必要な楽器で、個人で楽しむようなものではなくて、もっとも自宅に気軽に所持するような楽器ではないなあ~と感じました。