受験

 乗った電車の向かい側に座った2人の小学生が、大きなカバンからドリル帳のようなものを取り出して、車内でドリルの問題を解き始めました。これから電車に乗ってお受験のための塾通いなのかもしれません。車内で親のスマホで動画を見たり、友だち同士でお菓子を食べながらしゃべったりする中で、阪急電車に乗ると、時折、車内で勉強する光景を見ます。

 阪急神戸線沿線は、元々あった海岸沿いの古くからの市街地ではなくて、阪急沿線は、神戸の街の北側に連なる六甲山系に近い、当時は田園風景が広がっていた処に線路を敷いたので、大正期から昭和初期ぐらいに掛けて神戸市内の手狭なキャンパスから山手の広いキャンパスへ移転して阪急沿線の住宅地も出来、阪急電車自体も宅地開発をしたこともあって、阪急沿線は大学や高校が多く点在して、その近くに有名な受験のために塾もあるようです。

 この時期、以前は専門学校の車内広告が多く、大学入試で不合格だった受け皿として入学者を集めるための広報活動が盛んだったのですが、それが少子化の影響と大学の定員増で、いつしか私立大学の広報活動の車内宣伝になっていたのが、大阪大学の大きな文字を見て、ついに国公立も入学生確保のために社内広告を始めたのかと・・・しっかり見ると「大阪大学合格」という受験対策の広告でした。私のように、つい注目して見てもらうための戦術だったようです。考えれば、もう3月中旬で、車内広告は一歩先んじて来年度向けのようです。

 JR神戸線三ノ宮駅の高架ホームから見えるガードの鉄板の穴・・・戦争の傷跡で、ついレンズを向けてしまいます。神戸の空襲の時に、機銃掃射で穴が開いたのをそのまま戦争遺構として残しています。

itsumi
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