長田高校 吹奏楽部 演奏会

 昨日、長田高校吹奏楽部の第32回定期演奏会を聴きに、神戸文化ホールへ行ってきました。

 昨日・3月28日は、大ホールで神戸高校吹奏楽部の定期演奏会、中ホールで長田高校吹奏楽部の定期演奏会が、同じ開館時間・同じ開演時間だったので、開演時間を少し過ぎた頃に文化ホールに着くと、入り口前に2つの行列が出来ていました。

 中ホールは向かって左側に位置するので、左側に長田高校の行列ができ、大ホールは正面に位置するので、右側に神戸高校の行列ができていました。

 中ホールの入り口からの行列がロビーを超えて、雨が降る屋外まで続いていました。

 中央の後方寄りの席が、既に埋まって、2階席は使っていなかったので、左側の結構前側の席になりました。結構満席に近い状態になっていました。

 3部構成で、第1部が現役生ステージ、春休みなので1年生と2年生(77・78回生)の演奏で、第2部が企画ステージ、第3部が現役生とOB・OGとの合同ステージでした。

 第1部では、2015年度と来年度の吹奏楽コンクールの課題曲が2曲と、スイスのトラディショナルとクラシックを変奏した2曲で、生徒の指揮が最初の2曲で顧問の指揮がその後の2曲。男子は学生服ではなくて白シャツで女子はセーラー服での演奏で、フォーマルな高校生の演奏スタイルでした。

 第2部は、「夢と本音とほんのちょっとのお酒」というミュージカルの一歩手前のような、ストーリーと演奏のコラボのような企画ステージ。文化祭の延長線のような感じなのは、高校吹奏楽部の演奏会で、私服や部活帰りの生徒に加えて卒業生らしい年齢層が客席に多く、教師のものまねのような内輪ネタもあって、顧問もストーリーに参加して・・・結構ウケていました。第1部がフォーマルな演奏だったの対して、第2部はカジュアルなステージで、メリハリが効いた構成で、再び第3部はフォーマルなスタイル。

 第3部では生徒は再び標準服で、それにOB・OGが加わって、3曲を3人の顧問が順番に指揮、「斐伊川に流るるクシナダ姫の涙」と「さくらのうた」という日本調の曲と、「グローバル・ヴァリエーション」というイギリスの曲、ソロや、各パートにスポットライトが当たる演奏が織り込まれ、金管楽器と木管楽器の音が心地良かったです。

 6時開演で、アンコールが終わったのが8時20分ぐらいでした。

 プログラムは結構分厚い冊子で3分の2が広告。楽器関係と高校周辺の店、それに塾・予備校が大きなスペースで、卒業生関係らしい広告も目立ちました。

 結構、今年・昨年卒業したOB・OGが中心になって裏方の準備や整理をして、現役生は出口で楽器を持って見送りの挨拶・・・外は雨が降り続いていました。

itsumi
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