山陽電車 霞ヶ丘駅

 普段はJR神戸線の利用ばかりで、並行して走っている山陽電車に乗ることは稀ですが、自宅近くの住宅地の中に山陽電車の霞ヶ丘駅があって、散歩の時には、その駅の近くに行くことがあります。

 久し振りに、山陽電車の霞ヶ丘駅を利用しました。住宅地の中にある駅で、駅前には商店もなく、国道2号線へつながる道(写真右)と、五色塚古墳への歩道(写真左)、そして幼稚園と小学校が駅前にある程度です。

 元々は、この駅から西へ300mほどの舞子ヴィラの北側に歌敷山駅があったそうですが、60年前に垂水駅の高架工事と共に、待避線があって緩急の接続が出来る駅として、此処に霞ヶ丘駅を設置して、歌敷山駅を廃止したそうです。元歌敷山駅があった踏切周辺には今も店舗とクリニック、そして舞子ヴィラがあり、山陽バスのバス停もあります。霞ヶ丘駅からバス停までは坂道があって100mぐらい離れています。ほんとうに住宅地の中にポツンとある感じです。

 丘の狭間のような地形で、斜面にある地上駅なので、改札が地下のような感じになっています。手前が上りで、須磨・三ノ宮方面、奥が下り。明石・姫路方面です。

 駅周辺は住宅の密集地、その向こうに明石海峡大橋が見えます。

 東隣が垂水駅でJR垂水駅と隣接してバスターミナルが2つあり区役所もある大きな駅、西隣が舞子公園駅でJR舞子駅と隣接して、淡路島への高速バスのターミナルと、駅前にはバスターミナルがある駅で、JRは垂水駅と舞子駅に快速電車が停まるので、山陽電車も両隣には特急が停まります。霞ヶ丘駅は4番線まであるので待避線があって緩急の接続が出来る駅ですが、普通しか停まりません。ここで特急の通過待ちがあるので、普通電車は外側の待避線に入ります。

 電車に乗ると、この車両には誰も乗っていませんでした。昼間は1時間に4本で、上りは神戸の繁華街三ノ宮まで行く電車は、4本のうち2本で、他の2本は須磨駅止まり、ちょっと不便です。

itsumi
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