表と裏

「露善」は、
1. 自分の善の部分を、素直に、つまり誇るでもなく、強調するでもなく、自然に言い表すというイメージ(「我知らず」や<幼子>)
 
2. 自分の善の部分を、それを聞いた相手の反応を計算・胸算用して、場合によっては偽らない範囲で誇大したり、色づけしたりして言い表すというイメージ(「確信犯」「年期の入ったひねたガキ?」)
 
の2つのイメージが私の中にあります。言い換えれば「露悪」という言葉の私のイメージは、この2つの裏返しになるわけです。
 Feb2,1997

itsumi
アラカルト