戸籍の振り仮名

神戸市から葉書が届きました。「戸籍の振り仮名」のお知らせです。
ニュース等で戸籍法が改正されて、戸籍に氏名の振り仮名が記載されることに伴い、それの通知が届くというのは聞いていましたが、今日、郵便受けに入っていました。

届け出として、マイナポータブルでの届け出、区役所での窓口での届け出、そして郵送による届け出の3つの方法が書いていました。郵送の場合は届け出の書式を神戸市のWebサイトからダウンロードして郵送料は自己負担だそうです。なんだか面倒だなあ~と思っていると、振り仮名が正しい場合は手続きは不要でした。「氏」も「名」も正しく通知されていたので良かったです。
濁点の有無や、訓読み音読みと2種類ある場合等、親子や兄弟でも戸籍が別の場合に、それぞれの戸籍で読み(振り仮名)が異なってしまう場合もあるのかなあ~とも思うのですが、同じ「氏」の親戚でも、遠い親戚だと、濁点の有無や、訓読み音読みと差異が出てくる可能性もあるのだろうなあ~と。

愛読書の「振仮名の歴史」の新書を本棚から取り出してめくってみましたが、この本には氏名に関しては書いていなかったです。小鳥遊(たかなし)、四月一日(わたぬき)、九十九(つくも)、小比類巻(こひるいまき)、御手洗(みたらい)、能年(のうねん)etc、読みが難しい「氏」も少なくでしょうし、新妻(にいつ、あずま、にいづま)のように読みが多いケースもあり、どのぐらいの訂正があるのか興味深いです。