海峡と公園

 昨晩は通り雨が何度かあったようで、朝、ベランダが濡れており、今朝は庭の水遣りをしませんでした。明るくなる前には雨も上がったようで、朝の散歩に出掛けました。

 舞子公園は、山陽電車の駅名にもなっています。以前は、国道2号線とJR神戸線に挟まれた南北の幅が50mぐらいで、東西に200mぐらいの松林が中心で、それほど広い公園ではなかったですが、明石海峡大橋が出来たことに伴って海岸線ギリギリを東西に走っていた国道2号線の浜側が、沖合に向かって100mぐらい埋め立てられて、そこに本州の側の強大なアンカレッジの周囲が公園に整備されて、舞子公園はイベントが出来るような広場を備えた公園に拡大されました。その一角にある「夢レンズ」の彫刻、夢レンズ越しに明石海峡大橋と、淡路と海峡を覗くようなアングルでシャッターを押しました。

 タグボートのような船が一艘、静かに明石海峡大橋をくくろうとして、なんとなく長閑な海峡景色です。

 どんよりとした朝の空ですが、それでも架け橋の下の海面(うみも)は陰で暗くなっています。どんより曇っていても、雲からの放射は、それなりに強いようです。

 散歩やサイクリングの経路で、舞子公園はよく通りますが、あまり舞子公園の中を散策したことがないです。この辺りの芝生は、初めて足を踏み入れるわけでもないですが、あまり来ることがない処で、芝生越しの架け橋のアングルでシャッターを押しました。

 埋め立てられて拡張された部分の舞子公園に孫文が日本に亡命した時に住んでいた移情閣・孫文記念があり、明石海峡大橋を望む海辺に移転されています。以前は国道2号線の浜側に建っていました。

 まだ雲が多いですが、東の空は雲の切れ目から空が見えるようになってきました。昨晩の夕刻に門司港を出た阪九フェリーが、明石海峡大橋をくぐって神戸港に向かっています。神戸港には7時10分の予定です。

 県立舞子公園の東隣に広がる埋立地の神戸市立アジュール舞子で、舞子公園は24時間オープンですがアジュール舞子は深夜から早朝までは閉園しています。アジュール舞子内にある砂浜で、ライフセーバが監視している海水浴場です。雲の切れ間がオレンジ色に染まって、もうすぐ朝の陽光が射し込みそうです。

 山陽電車の踏切、霞ヶ丘駅が近くにあるので、踏切のすぐ近くで線路が分岐しています。少しローアングルで霞ヶ丘の駅が彼方に入る構図でシャッターを押しました。

 線路づたいの砂利道です。舗装されていないのは公道ではなく私道のためかもしれません。セミ時雨がけたたましく、砂利道を音を立てながら歩く音もしますが、それ以外は音がないので、より一層静かに感じます。

 小壺古墳という円墳が、大きな前方後円墳の五色塚古墳の西隣にあります。直径が30~40mぐらいあるので、住宅地の中では大きいですが、隣接する五色塚古墳が大きいので、小さく感じます。小壺古墳のことは、考えればよく知りません。整備された五色塚古墳が有名なので、その陰に隠れた存在のような感じですが、それなりに大きな古墳です。以前は自由に入って上っていましたが、今は入れないようになっています。

 今朝は55分の散策で、4.35km歩いて、平均心拍数が113bpmで運動消費カロリーが291kcalでした。舞子公園の中を散策したので、あまり坂道の上り下りもなく、あまりトレーニングモードではなかったようです。

itsumi
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