夏の朝のサイクリング

 明日は立秋で、一年で最も暑い時節です。午前7時を過ぎると朝の陽光でも陽射しは強く、汗が流れ落ちるので、朝のひとときを明石海峡と播磨灘沿岸のサイクリングをしました。

 明石の大蔵海岸、明石海峡と架け橋、それと海峡の上空のうろこ雲の光景を目にして、暦の上では静かに秋がv近づいているように思ったのは、今年は猛暑が既に1ケ月以上連日続いているので、希望かもしれません。

 明石川に架かる、もっとも下流の大観橋の西詰、ここで県道718号に合流する県道554号姫路明石自転車道線の終端であり、明石市の「浜の散歩道」の東端となっています。写真奥に明石川の河口が見え、その先が播磨灘・瀬戸内海の東端です。

 明石川河口の砂州、淡路島と明石海峡大橋の淡路側の主塔が見えます。九州・四国と神戸・大阪を結ぶ航路は、この海峡を通ることになります。

 朝の林崎漁港です。四百数十年前には、当時の船上城の城主がキリシタン大名の時代があり、この林村の港には、堺の港へ行き来する南蛮船が寄港する国際港だったようですが、今は播磨灘を漁場とする大きな漁港です。

 早朝の静かな林崎松江海水浴場の波打ち際まで行きました。波音が静かで、遠くで蝉時雨・・・夏の朝の音風景に包まれました。

 波打ち際の忘れ物です。

 明石大橋は明石川に架かる国道2号の橋です。40年前の1985年まで使用われていた親柱が、河口付近に置かれています。1931年から太平洋戦争を挟んで54年間使われていたようです。

 明石川左岸の河口付近、明石浦漁港と明石城のお城の間の城下町の一角の大観町と日富美町には寺が密集して寺町のような感じです。大阪の上町台地の谷町筋の西側の大阪七坂がある辺り、高津宮から生玉、そして逢坂の一心寺までは寺が連なる寺町になっていますが、あのような大規模な寺町ではないですが、特にこの辺りは寺が密集しています。

 路地の西奥には、浄土宗の無量光寺があり、その脇には源氏物語ゆかりの「蔦の細道」があります。

 自宅に戻ったのが7時過ぎ、もう朝の陽光は激しく照り付け、汗だくになり、そのまま暑いシャワーを浴びて、エアコンの下で火照った身体を冷却しました。朝からビールは飲まないので、冷たい麦茶で身体の中から冷やしました。

 1時49分のサイクリングで、23.19km走行して、平均心拍数が128bpm、運動消費カロリーが749kcalでした。結構無酸素運動が大きく、早朝でも暑さで身体の負荷は高いようです。

itsumi
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