ひこばえ&明石彼方此方

 三連休の最終日で大阪関西万博の最終日ですが、朝食後で播磨灘沿いの明石の彼方此方を自転車でポタリングしました。天気予報では曇りのち晴れだったのですが、結構低い雲が垂れ下がって、時折雨がぱらつく天候で、それほど汗まみれにならず、紫外線も気にせず走りました。

 舞子漁港、舞子六神社のすぐ浜側にあり、この区間は旧西国街道がそのまま残っているので、旧西国街道の北に舞子六神社、南に舞子漁港となります。昔は、この辺りは山田川沿いの山田村だったので、明治時代は山田港と呼ばれていたのかもしれません。明治には垂水漁港より賑わって、水産加工場もあったようですが、今は小さな漁船が数隻だけです。

  明石・大蔵海岸から眺めた明石海峡ですが、低い雲が垂れ下がっているので、空景色よりも海面の方が輝いて明るい感じです。

 自転車県道554号線沿いの北側、屏風壁のようになっている法面のような斜面に、ヒルガオらしき花が一面に咲き誇っていました。

 江井ヶ島の少し東側、この辺りは人口砂浜もなく、昔は海岸に屏風壁のようになって、道もなかったのかもしれません。遥か彼方に家島の島影が薄っすらと見えました。

 江井ヶ島海岸には、結構人影がありました。連休最終日をのんびりと砂浜で寛いでいるようです。

 ちょっとサイクリングロードから離れて、江井ヶ島の街中にある太陽酒造へ行くと、定休日でした。江井ヶ島酒造と違って、工場というより酒蔵という感じです。

 どうも淡路島の西の海域・播磨灘に雨雲があるようで、時折パラパラと雨粒が落ちてきましたが、雨にはならなかったです。

 江井ヶ島海岸の西に隣接する江井ヶ島漁港の中まで入ったことがなかったです。林崎漁港より小さいですが、結構漁船が停泊していました。

 能舞台、住吉神社です。明石藩初代藩主の 小笠原忠政(後の忠真)が 寛永4年(1627年)に建立したそうです。また2018年11月に大阪万博開催を決定するパリでの総会に於いて、最終プレゼンテーション動画の舞台となったのが、この能舞台だそうです。境内では早々に七五三の写真撮影、プロのカメラマンが撮影していました。

 住吉神社と瀬戸川の間に、「来楽」の茨木酒造があります。さすがに自転車なので、何も買いませんでした。

 茨木酒造の田んぼ、孼(ヒコバエ)がすくすくと育っていました。

 自転車県道554号は、明石川の大観橋西詰から、ほぼ海岸沿いだったのですが、瀬戸川を渡ると瀬戸川沿いに上流に向かいます。途中県道380号を横断して、国道250号(明姫幹線)の歩道に自転車通行帯になったり、山陽新幹線の高架下にある自転車通行帯となって加古川に至ります。

 途中で寄り道や休憩、写真撮影をしながらのポタリングで、2時間が経過していたので、瀬戸川を渡ってUターンしました。住吉神社と県道718号(浜国)の間ぐらいにある地醤油の西海醤油です。レトロな建物が好きで、横を通ると、ついレンズを向けてしまいます。

 江井ヶ島海岸で休憩、ちょっと望遠気味で、砂浜で遊んでいる子ども、白く輝く播磨灘、そして淡路の島影と、低く垂れさがった雲の構図です。

 もうお昼近いのですが、低い雲が流れて、予報の「曇りのち晴れ」とはいかないようです。

 JR朝霧駅と大蔵海岸の間にある「狩口」交差点はY字型で、この東側は国道2号と国道28号との併用区間ですが、神戸と明石との市境で、国道28号が分岐して、明石海峡フェリーという海上ルートとなる明石港に向かうのですが、明石海峡大橋が開通して、今は明石と淡路・岩屋とを結ぶフェリーは廃止され、事実上、「狩口」交差点から明石港のフェリー乗り場までの区間は、意味がないのですが、この区間は今も国道のままで、国道の標識は古くなっても、そのままです。

 まったりとしたポタリングで4時間4分で、走行距離が43.53km、運動消費カロリー1397kcalでした。帰宅後シャワーを浴びて、エアコンをつけて身体を冷やしました。

 午後からは予報通りに晴れました。

itsumi
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