ピアノコンサート

今日は、神戸文化ホールでのランチタイム・ワンコインコンサートへ行ってきました。

少し前に、文化ホールでランチタイム・ワンコインコンサートがあることは知っていたのですが、やっとチケット予約しました。

指定席だったので、開場時間ちょうどぐらいに文化ホールに到着すると、大ホール前に長蛇の列が出来ていたので、中ホールに向かうと・・・この行列は中ホールの行列でした。行列の最後に並んで入場しました。

文化ホールには度々来ますが、中ホールは久し振りです。舞台中央にグランドピアノが置かれ、調律をしていました。

オーケストラの演奏では、後方の中央で俯瞰できるような座席がお気に入りですが、今日はピアノソロで中ホールだったので、前から6列目で、演奏者が見えやすい向かって右寄りの座席にしました。ピアノまで7~8mぐらいの距離ですが、前の方の席なので、舞台の高さが胸ぐらいとなって、考えれば演奏の指の動きはピアノに隠れて見えない席でした。
プログラムには2人のピアニストの名前があったので、前半と後半で入れ替わるのだと思い込んでいたら、プログラムの全曲が連弾でした。芹澤佳司と芹澤文美、ご夫婦でのデュオで、お二人とも大阪音楽大学の先生です。
最初はブラームスのハンガリー舞曲、そしてスメタナの我が祖国よりモルダウ、続いてドビッシーの小品4曲と、ハンガリー、チェコ、フランスと続いて、最後はドイツ生まれでウィーンで活躍したベートーヴェンの運命のピアノ連弾版第1楽章と第4楽章でした。ハンガリーからチェコそしてフランス、最後はオーストリアとヨーロッパ中央を反時計回りするようなプログラムでした。

合間にお二人のトークがあり、楽曲の説明が入って、曲のイメージが浮かんで楽しむことが出来ました。最後の運命ピアノ連弾版がすごく良かったです。
7~8mの距離からグランドピアノの音をダイレクトに耳に届き、会場の音響と相俟って、曲と演奏とさらに音の迫力を楽しむことが出来ました。
アンコールはクライスラーの愛の喜びの連弾版でした。
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文化ホールを後にして、大倉山から山手幹線を東に行くと、宇治川を渡る橋があるのですが、その下には川が流れているのが見えません。

宇治川は、神戸の市街地のもっとも北側の山沿いを東西に走る山麓線の諏訪山公園辺りから大倉山公園までは西に向かって流れ、大倉山公園の東側から流れを南の海に向かって、山手幹線の道路の北側から暗渠になっています。

川筋はメルカロード宇治川という商店街となって、そのまま暗渠で、神戸ハーバーランドの東側の神戸港に注ぎます。

久し振りに元町商店街の西端から歩きました。元町商店街は、江戸時代までは西国街道だった通りで、街道沿いのこの辺りは幕末までは走水村でした。元町商店街の東側は人通りが王ですが、昔ながらの地元神戸の店が減っていますが、西端辺りは、昔からの店が結構残っています。

京都発祥で、神戸にも店舗が多かったちから餅の店が、元町には残っていました。

神戸古書倶楽部という古本屋がありました。半地下で、おそらく居抜きのような店舗、はじめて入るような気がします。結構たくさんの本があり、30分近く店に滞在していました。

新しくできた映画館ですが、昔流に言う封切り映画館ではなく、古い映画を専門に上映しているようです。まだ入ったことはないです。

凮月堂は神戸発祥だと思っていたのですが、調べると江戸・京橋がルーツのようで、現在は東京凮月堂、上野凮月堂、そして神戸凮月堂が、明治に入って暖簾分けされた店だそうです。凮月堂といえばゴーフルが有名ですが、ゴーフルは神戸凮月堂がゴーフルの商標を登録し、3つの凮月堂が共有しているそうです。

プリントしたい写真があって、元町まで歩きました。元町から三ノ宮に大きな写真店がありましたが、フィルムカメラがデジカメに変遷する中で、老舗の大きな写真屋さんはカツミ堂だけになってしまいました。以前は垂水駅真のキングカメラのプリントが綺麗だったのですが、残念ながら閉店したので、垂水ジェームス山のキタムラへ車で行くか、或いは元町・三ノ宮の繁華街に行くときに、カツミ堂かキタムラでプリントするのが安心です。

夕食前までの、今日一日の運動量ですが、運動消費カロリーは344kcal、エクササイズタイムは20分、歩数は10,015歩でした。