丘と谷

 昨日の五月晴れ(さつきばれ)から一転して、今日は五月雨(さみだれ)のような雨模様でした。正確には旧暦の5月に降る長雨を指し示す言葉で、今日は旧暦の4月12日でしたので、あくまでも「五月雨のような雨模様」でした。今晩は首都圏ではメイストリームになるという予報です。

 垂水区は平地が少なく、東から塩屋川河口付近に塩屋村があり上流に下畑村、福田川と天神川の河口付近に垂水村(西垂水村・東垂水村)があり十流に名谷村、そして山田川河口付近に山田村(西舞子)があり上流に多聞村という旧村があり、明治22年の町村制の施行で、これら旧村が明石郡垂水村という新村として誕生して、それが明石郡垂水町になって、昭和16年に神戸市に編入して神戸市須磨区の一部になるまでは、五畿内の最果ての地で流刑地だった須磨とは国境の山・鉢伏山を挟んで西国・播磨国の東の端が明石郡・垂水郷でした。

 広い耕作地はなく、塩屋川と福田川、山田川の河口に漁村があって、それ以外は丘と谷があり、川沿いに集落と田畑があった感じだったようです。上の写真は、天神川の西側に広がる垂水新田という丘陵地帯との境目で急斜面が続き、細い曲がりくねった道の右手(東)が谷となって、その先が天神川、左手(西)が垂水新田です。

 この道を北に進んで、逆方向に撮った写真、左手の先に天神川、そして右手の丘の上が垂水新田です。

 朝の散歩をしていると、元・小さなビストロがあったスペースが、更地になっていました。結構お気に入りでしたが、隠れ家的なレストランでネットが普及する前に閉店していました。

 今日のランチは、母と、国道2号線の「垂水駅前」交差点の南すぐにある「ゆずの実ダイニング」へ、3ヶ月にオープンしたイタリア料理の店です。

  中は結構広く、ゆったりしています。

 ランチは魚料理、肉料理、パスタ、スープの4種類で、冒頭の写真にあるように魚料理は和風のサバの塩焼きで、美味しく味わいました。

itsumi
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