旭ヶ丘

地理院地図 GSI Maps デジタル標高地形図

 今朝は曇天で、雨の予報なので、1時間以内で往復できる旭ヶ丘の独立峰のような小高い丘を巡りました。(青い線で囲まれた辺り)

 天神川の川筋沿いの東側に、独立峰のようになった一帯が旭ヶ丘です。もちろん佳名の住居表示で、以前は、この辺り一帯が「茨谷」と呼ばれていたようです。

地理院地図 GSI Maps 陰影起伏図

 陰影起伏図で拡大すると「茨谷」の如く、小さな流れの天神川が高丸陸を削って峡谷のようになっています。

 左手(西)に霞ヶ丘の丘陵、正面が星が丘の急斜面で、暗渠となっている天神川が、左側(西)の歩道の下か、北向き(左側)車線の下を流れているようです。そして写真に写っていませんが、右手(東)が旭ヶ丘です。

 旭ヶ丘2丁目と3丁目との間の急な坂、ネットでも「神戸の急な坂」として取り上げられることが多いです。新しく家が建つようですが、急斜面での土台作りも大工事です。

 こちらは基礎工事が終わったようで、急斜面へ一戸建てではなくてマンションのような集合住宅かもしれません。

 上ってきた坂を振り返ると、ネットでも取り上げられるのが納得できる長い急勾配が続き、彼方に明石海峡大橋の本州側も映り込むので、写真の写りも見栄えします。

 もっとも高い処からは見晴らしが良く、明石海峡と淡路島、そして架け橋の眺望が良いです。

 旭ヶ丘北公園です。もっとも高い処から南東方面は、かなり急な斜面で、宅地造成は危険のようで、斜面は鬱蒼とした林で、階段も急な公園、初めて通ります。

 もっとも高い処の南西部の下の部分は、斜面を宅地造成しているので、段々に一戸建てが建っている感じです。急な斜面方向は車道は無理なので、階段での移動です。

 等高線に沿って車道があり、急な斜面沿いには段々に家がある光景が続いていました。

 旭ヶ丘の丘陵の東側は高丸の丘陵になり、谷間を挟んで、垂水教会の会堂を真正面に望めました。その背後には垂水区と須磨区との境界の山、鉢伏山と旗振山が見えます。垂水教会の会堂は、震災の少し前に建って、国際建築コンペを受賞、日本建築士会連合会の作品賞や神戸建築文化賞を受賞しています。パイプオルガンがある教会です。

 雨が降りそうだったので、足早な散歩でしたが高低差の大きなルートを3キロ歩いていました。

itsumi
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