選挙公報

 郵便ポストに選挙公報が入っていました。期日前投票が7月4日(金)から出来るので、既に11日が経っています。6日後が投票日なのですが、最近は期日前投票が多いので、紙の選挙公報が各家に届く前に期日前投票を済ます人も多いと思います。

 まだ選挙権がなかった頃の昭和時代には、立会演説会というのがありました。1950年に衆議院議員と参議院地方区選出議員と都道府県知事の選挙について立会演説会が義務化されています。その翌々年には市町村長と都道府県議会議員、(当時の)五大市の市議会議員について任意制公営立会演説会というのが設けられ、当時住んでいた地域の小学校の体育館で演説会が行われた記憶があります。結局は1983年11月28日に廃止法案が可決され、一度も立会演説会に行ったことはなかったです。

 以前はラジオとテレビの政見放送、街角の選挙ポスター、立合演説会そして選挙公報ぐらいが候補者にとっての情報発信の手段で、それ以外は個々に選挙カーや街頭演説だったように思います。

 2013年にインターネット等を利用する方法による選挙運動が解禁され、最近は個人のWebサイトだけではなくて、SNSやYouTubeの利用が問題視されるほど氾濫していますが、じっくりと紙の選挙公報で比較検討するのも大切かと思います。

 ただ投票日に近くに投票所に行って投票した記憶が十数年なく、最近はずっと期日前投票をしているので、期日前投票を済ませた後に、反芻するように選挙公報を目にしています。投票済証も、数年前から、薄い淡色のものから、ブックマーカのようなものに変わっています。

itsumi
blog(つれづれに)