蝉時雨が降り注ぐ夏の朝

先週は大雨警報が2度・3度出るような戻り梅雨の激しい雨がありましたが、この1週間は、毎日毎日朝からカンカン照りです。舞子公園の松林の中、蝉時雨が降り注いで松林の木陰に佇んでいるいると、朝の散策で汗まみれになっていたので、少しホッとします。

日の出の時刻が少しずつ遅くなって、海峡の架け橋には昇ったばかりの朝の陽光に照り輝いていますが、舞子公園の崎にある孫文記念館(移情閣)にはまだ朝日が当たらず、早朝の独特の海峡風景です。

舞子公園の東、昔は烏崎と呼ばれた海沿いの丘陵の上に中世には烏崎城があって、播磨国明石郡一帯を守るお城でしたが、嘉吉の乱では当時、播磨・備前・美作の守護だった赤松満祐が、将軍・足利義教を殺害し、幕府方討伐軍と赤松軍とが舞子の一帯で戦となったようで、600年ほど前には修羅場と化していたそうです。明治に入って有栖川宮舞子別邸となって、有栖川宮威仁親王が大正2年にこの別邸で亡くなっています。東京・麻布の有栖川宮記念公園のような広大な敷地ではないですが、今は明石海峡を望む舞子ヴィラというホテルとなっています。九十九折のような車道の上に舞子ヴィラはありますが、九十九折をショートカットするような階段があり、雑木林の中を歩くことになります。

舞子ヴィラの中の雑木林、朝日が真横から射し込んで、夥しい蝉時雨が降り注いでいました。

舞子公園の松林の中まで、ようやく朝日が射し込んで、ますます蝉時雨がけたたましく鳴き響いて、それが朝の静寂と感じるのは日本人の感性のようです。

舞子ヴィラの北側の住宅地の中にポツンと空地があり、架け橋が綺麗に見えたのでレンズを向けました。

24時間営業だったコンビニが、コロナ禍前後から深夜から早朝まで閉店するようになった店舗が一部にあるようで、駅ナカ等では見掛けたことがありますが、住宅地の中の店舗でも早朝はまだ閉まっていました。

星が丘近辺は、急な傾斜地に住宅地が密集して、この東側の斜面の坂道沿いの光景も、何となく圧巻です。

2つの丘陵に挟まれた傾斜地の住宅の光景で、少し窪地になっているので、向こう側には朝陽が射し込んでいますが、手前側はまだ陽が射し込んでいません。

朝の散策後にシャワーを浴びて、朝食を摂ってジムへ、今日は1時間33分のトレーニングで、運動消費カロリーが536kcal、平均心拍数が116bpmでした。2日続けての筋トレで、身体が慣れたようで、昨日のように心拍数が上がることもなく、有酸素運動の範囲での筋トレになりました。ジムから帰宅すると汗まみれで、2回目のシャワーを浴びました。