人間ドック 1-2日目

 昨日から2泊3日の宿泊人間ドックで、伊丹の近畿中央病院で検査を受けて今日で2日目となり、各種検査を受けています。もう10年以上、此処で宿泊人間ドックを続けています。ただ今年度末に病院として休診となって、伊丹市民病院と統合となるため、この施設での人間ドックは今回が最後になります。統合後は伊丹市民病院の敷地に健康管理棟ができるそうですが、工事が遅れて、どうも来年は人間ドックは実施出来ないようです。

 近畿中央病院の南にあるラウンドアバウトの交差点、この交差点を境に西側と北側が伊丹市、そして南東が尼崎市になり、いつも一つ前の尼崎市の北町というバス停で降りて、ラウンドアバウトの交差点の写真を撮って尼崎市と伊丹市との市境を跨いで伊丹市の病院へ行っています。

 7階の健康管理センターに宿泊する病室と食堂があり、血液検査や視力聴力、内科検診と身長体重は此処ですが、それ以外のレントゲン、心電図、エコーなどは各診療科に行って検査を受けるシステムで、待ち時間を病室のベットで過ごすことが出来て、2泊3日コースだと結構余裕があります。今回はタブレットを持ち込んで待ち時間にいろいろ作業の予定で、文庫本も2冊持ってきました。

 コロナ禍以降、4人部屋に1人のことが多くて、今回も1人で病室を専有できたので、イヤホンは使わなくて済みました。同じ、2泊3日コースの受診者は4人でした。

 スマホとタブレットを持って来たので、スマホでBGMを流しながら作業が出来ます。数年前にはノートPCを持ち込んで文書の作成をしたこともあります。結構集中出来るので効率的です。

 最初は看護師からの問診後に身体測定等の健康管理センターでの検査と追加で体成分分析検査を受けて、各診療科でそれぞれの検査を受けて1日目は終了です。

 食堂での夕食です。朝食は少な目で、お昼を食べずに三ノ宮の街を少しウロウロしたので、空腹もあって美味しくいただきました。

 病室からの夜景です。尼崎の市街地越しに大阪の街、そして大阪湾越しに、大阪と奈良の県境の山々を眺めることが出来ます。

 今朝・2日目の朝、窓越しに鳩が並んで羽繕いをしていました。毎年鳩の姿を見ているように思います。

 まず検尿と採血、腹部エコーを受けた後で胃カメラです。胃の中の泡を取り除くガスコンを飲用して10分ほど待って検査室へ、喉の麻酔を口に含ませて横になって、その後は胃カメラがスムーズに喉、食道、胃の奥の十二指腸までカメラが入って行くために全身の力を抜いてリラックスすれば楽なのですが、胃カメラの操作で圧迫感や違和感を感じると、無意識に肩の力が入ってしまい、意識的に肩の力を抜くことを繰り返して、胃カメラ全部が喉から抜けるのを目にして、ホッとしました。時間にして7分か8分でした。

 一段落して医師から映像を見ながら説明があり、2mm以下の小さなポリープがいくつかありますが、昨年の画像と大きく変化もなく、心配することはないとのこと。また食道と胃上部の境目付近に赤味がある箇所があって、逆流性食道炎だそうですが、軽度なので服薬の必要もなく、食事も健康な人と同じで気を使うことはないとのことでした。昨年は、経過が観たいので来年も胃内視鏡検査を受けることを勧められましたが、今年は特に何も言われませんでした。

 喉の麻酔が効いているので1時間は飲食も、うがいもできませんでしたが、昼食はしっかり摂えうことが出来ました。

 朝抜きだったので1階のコンビニに買物に行きました。

 コーヒーとプリンをデザートに美味しくいただきました。

 今日の2日目はゆったりしたスケジュールで、タブレットでの作業の合間に、病室が1人なので、腕立て伏せ20回、腹筋20回、スクワッド20回を1セットにして、10セットしました。

 午後には健康講話として、管理栄養士から「快腸 腸内細菌と食物繊維」に関して、質疑も合わせて30分あまりの話がありました。腸内フローラに関して善玉菌と悪玉菌と日和見菌の分類の話の中で、日和見菌は体調が良いときは、善玉菌の味方のような感じでも、体力が落ちると大腸に対して悪く作用するとのことです。

また、腸内細菌を口から摂っても腸内で増えるわけでもなく、むしろ腸内の善玉菌の栄養・エサになるような「オリゴ糖」や「食物繊維」をしっかり摂取した方が良いそうで、ビタミンBも効果があるそうです。シロップ状のオリゴ糖や健康食品のファイバーを補助的に摂るのも、腸内環境改善に効果的だそうです。

「食品から生命をいただいている」、「健康食品はあくまでも補助的」という言葉を最後に聞きました。

itsumi
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