なぎさの池

垂水の滝の茶屋辺りから福田川左岸まで、昔は国道2号線が海岸線の岸壁ギリギリだったのが、200mぐらい沖合に埋め立てられて、海岸線が南へシフトしています。埋め立てらた処は、元の海岸線付近が平磯緑地という幅50mぐらいの緑のベルト地帯を挟んで、その南側にとなって、西から垂水スポーツガーデン、平磯芝生公園、海づり公園、下水処理場、栽培漁業センター、エコ発電所、そして東端付近に「なぎさの池」があります。ずっと整備工事が続いて中に入れなかったので、整備が終わって、久し振りに なぎさの池を訪れました。

下水処理した後の水が、この池に放流されて、外気温とおなじぐらいにしてから海に放流されるそうです。

水鳥がたくさん池に浮かんでいました。

なぎさの池の汀には葦が群生して、秋の陽射しを受けて黄金色に輝いて見事でした。

神戸近辺では、川や池の淵はコンクリートで固められて、自然な汀、湿地帯を目にすることがないです。加古川の河口付近では堤防の中の河川敷の河辺付近は葦が密集しているのも目にするぐらいです。

秋の好日、なぎさの池の周囲をゆったりと散策しました。

なぎさの池に浮かんでいる水鳥の長閑な鳴き声を耳にして、おだやかな潮風を受けて、秋の陽光の中で紅葉を目にして、静かなひとときでした。

北側の国道2号線を挟んだ台地の上に3歳から20歳まで住んでいた滝の茶屋の住宅地が広がっています。台地の南端を走る山陽電車の滝の茶屋駅が右端、そこに上りの山陽電車が短い3両で滝の茶屋駅に向かっていました。
なぎさの池の汀に葦が群生して、秋の陽射しに輝く光景が綺麗だったので、動画のコンテンツにして、YouTubeにupしました。
なぎさの池、秋の陽に輝く葦の群生
https://youtu.be/T4RXRid4dKk