オルガン演奏会

今日は午後から阪急六甲にある神港教会でのオルガンコンサートを聴きに行きました。

午後から神戸駅近くで用事を済ませて、神戸駅から三ノ宮へ向かうのに、久し振りに神戸高速鉄道を利用しました。普段、神戸の市街地の移動に神戸高速鉄道を利用する機会がないこともありますが、運賃がもっとも安いです。神戸高速鉄道だと140円、JRだと150円、市営地下鉄のハーバーランド前から花時計前までだと210円です。
神戸高速鉄道の高速神戸駅から東は、阪神線と阪急線が分かれており、1番線は阪急線、2番線は阪神線となり、島式ホームの両側に阪急電車と阪神電車が並ぶ光景を目にすることが出来ます。

雨が降っていたので、地下に駅がある阪神線の電車に乗って阪神三ノ宮駅、なんとなくライティングも含めて独特の雰囲気の駅です。

改札前にある乗り換え案内、5つの路線の案内があり、三ノ宮には阪神を含めると6つの路線の駅があるんだなあ~と、この案内を目にして感じました。

阪神三ノ宮期のすぐ南には、阪急百貨店の地下入り口があるのですが、ドアも何もないので、そのまま阪急百貨店の地下売り場に進むところでした。前身のそごう神戸店の頃は地下道との間に仕切りがあり、阪急百貨店になってからも仕切りがあったように思うのですが、しばらく、この辺りを歩いていなかったので、わからなかったです。

阪急電車で阪急六甲駅へ向かうために、こんどは阪急三宮駅、上りホームに行くと山陽電車が入ってきました。以前は阪急六甲駅まで相互直通運転をしていましたが、今は三ノ宮駅止まりです。

久し振りの阪急六甲駅です。今は神戸大へ行くときに利用するぐらいで、2年ぶりぐらいです。

すぐ北が六甲山系になり、雨模様なので、六甲山系の山々の中腹より下に低い雲がかかっているのを目にして、横断歩道の途中でレンズを向けました。

神港教会の更に山手に位置するカトリック六甲教会です。この更に山手に神戸大のキャンパスが広がっています。

そしてオルガンコンサートが催される神港教会です。震災直後の今から30年前に、この教会を訪れていたのですが、確認すると今の会堂が1997年の完成なので、一つ古い会堂だったようです。

神港教会の礼拝堂です。天井が高く、パイプオルガンの音がこもらず、音の抜けが良さそうな空間です。

パイプオルガンは礼拝堂の後方の2階に設置されているので、演奏を見ながらコンサートを楽しむ形式ではなかったです。
演奏は6曲で、J.S.バッハの「フーガの技法」以外は、作曲者も曲も聞いたことがなかったです。バッハが17世紀前半に音楽活動をしていましたが、それ以外の作曲者は16世紀後半に音楽活動をしていた人ばかりで、バロックの宗教曲がメインでした。
高い天井にパイプオルガンの低音も高音も抜けるような音が響いて、自宅の小さなスピーカで狭い部屋で音量を気にしながら聴くのとは、音質の面でも、迫力の面でも段違いで、それに演奏と選曲も良くて、あっという間に約1時間の演奏時間が終わってしまいました。

演奏会が終わって、まだ雨が少し残っていたので、足早に阪急六甲駅に向かいました。

三ノ宮でJRに乗り換え、JR三ノ宮駅の下りホームの西端に、太平洋戦争の時の、神戸大空襲における機銃掃射の弾痕を、そのまま残しています。ついレンズを向けてしまいます。今から80年前の戦争の痕跡です。

雨の中、今日は結構歩き廻ったので、スマートウォッチでは運動消費カロリーが558kcal、エクササイズタイムが54分、歩数が14874歩で、10.62km歩いたことになっていました。